自分に合ったトレードの時間帯を見つけよう(時間帯ごとの特徴)

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平日24時間 取引可能なFXですが、各時間帯で為替の値動きには特徴があります。
FXをはじめた頃の私は日々の自分のトレードの結果を傾向分析してみると
負けが多い時間、勝ちが多い時間に偏りがある事に気がつきました。

私はFXは自分との勝負が8割だと思っております。
人それぞれの性格や考え方、経験等によって得意不得意な時間帯も異なるはずです。

各時間帯の特徴を理解したうえで、自分のクセのようなものとうまく噛み合う時間帯を探して
勝率の高い取引時間をで立ち回る事は非常に重要です。

私の経験則での各時間帯の特徴をまとめます。
完全に独断と主観が大いに入った内容ですのでご了承下さい。

目次

東京市場 8時~16時 (夏冬共通)

一般的に日本人は逆張りを好むといわれています。
レンジ相場になりやすく、比較的値幅が少ないのが東京市場の特徴だと思います。
私は反転しやすい時間を意識してトレードするようにしていますが、
値動きが少ないのと、サラリーマン真っ最中な時間帯であることから、極力静観するようにはしています。
ろくに分析しないでエントリーし、仕事中放置していたら損失が膨らんでいた…
なんていう失敗も多かったので (^^;

9時~9時15分・・・反転に注意
急な値動きの反転がおこりやすい時間帯。

9時55分前後・・・値動きやや活発(株式市場の仲値発表)
特に「ゴトー日(10日や25日等の5の倍数の日)」は~9時55分前後まで
輸出企業のドル買いが集中しやすくドル高・円安となりやすく、一服した頃に反転しやすい

10時30分・・・反転に注意

11時~14時30分・・・値動き乏しい

以上のように割と判定するポイントに傾向が見られますが、もちろんスカされる事もざらにあります。
個人的には一番成功確率が高い10時前後の仕掛けをよくやります。(もちろん他のテクニカル分析と併せて判断)

東京市場の時間帯は冒頭に記述したように、サラリーマンをしておりますのであまりエントリーしませんが、
エントリーする時はなるべく早めに利確・損切り位置をおいて早々に手じまいするように心がけております。
もちろんエントリー後はチャートを見ずに地獄のサラリーマン生活に速やかに戻ります… (;_;

ロンドン市場 15時~深夜2時 (冬時間:プラス1時間)

一般的に欧米人は順張りを好むといわれており、大きなトレンドが発生しやすい時間帯です。
私は押し目買い、戻り売りを意識した立ち回りに心掛けています。
私がよくやる失敗は
「どんどん進むトレンドに、謎の機会損失意識の焦りを感じ、てっぺん付近を掴んでしまう」ということ。
押し、戻りをじっくり引き付けてからエントリーするのが最重要任務です (^^;

意外なのですが、ロンドン市場が最も取引量が多いらしく、ニューヨークよりも重要視しています。

15時~16時・・・”東京市場狩り” に注意
アーリーロンドンと呼ばれる時間帯。
値動きが徐々に大きくなり、株式市場オープンの16時に向け、今日の方向を試すような動きが活発に。
ドカンと伸びて、サッと戻す事も多く、ダマシが発生しやすい。
東京市場の決済ポイントを狩りにいくような動きもしばしば…

「とりあえず掃除しますか」 てな感じで東京市場のポジション溜まりを一掃し、
「さて、きれいになったところで今日も一日頑張りますか!」 てな感じでもとの動きに戻る。
ロンドン勢おそろしや…

16時・・・値動き大                                                                                                                                                                              

19時・・・お昼休み突入
一旦落ち着いた値動きになります。
20時頃からロンドン勢がもどってきたときに新たな流れが発生しやすい気がします。

0時・・・ロンドンフィックス(株式市場の仲値発表)
0時以降は落ち着いた値動きになる事が多いです。

ニューヨーク市場 21時~早朝6時 (冬時間:プラス1時間)

ロンドン勢と合わせ、最も市場参加者が多くなるため、テクニカル分析が機能しやすい時間ですが、
アメリカの重要指標が数多く発表される時間帯でもあるので、乱高下するポイントも発生します。
私は重要指標の発表前には必ず手じまいし、発表後15分は必ず静観するようにしています。

21時~・・・徐々に値動きが大きく
ロンドン市場は16時に一斉に参加者が増えて大きな値動きが発生しますが、
ニューヨーク市場は徐々に大きくなるイメージが強いです。
夏時間は21時半に重要指標が発表される事が多いのですが、
発表前の時間帯はファンダメンタルを意識しているかのような値動きも発生しやすいです。                                                                                                                                                                              

22時30分・・・株式市場オープン
値動きが大きくなってくる時間帯であり、トレンドと逆方向に持つときは特に注意が必要です。
                                         


サラリーマン的にゴールデンタイムは?

私が取引きする上で最良の時間帯と考えるのは

ズバリ16時~23時です。

市場参加者が多くボラティリティ(値幅)があがるため、効率的にトレードをする事ができます。
これは昼勤のサラリーマンにとってはとてもありがたい事で、仕事が終わってから取り組める時間帯です。

私の場合、帰宅してからの団欒や入浴やらで、本当にしっかり取り組めるのは21時台~でしょうか。
また「宵越しはしない」ことをマイルールに取り入れておりますので、~23時には手じまい出来るような
エントリーポイントを探すよう心掛けております。(睡眠をしっかり確保^^)

ただし、21時~23時という短い時間帯でもありますので、
当然 チャンスがないこともある という事は肝に銘じる必要があります。
全てがチャンスに見えるようになったらトレーダーとしては死亡フラグです。

まとめ

トレードにおいて、取り組む時間帯は非常に重要な要素です。
時間帯によってはテクニカル分析が効きにくいポイントもしばしば存在します。

これは主に大口の動きが一番大きいのだと思います。
実需でトレードしている企業等はテクニカルなんぞ関係なしに「必要なことだからやっている」わけですからね。 
ある程度レートも考慮しているとは思いますが、どうしても決まった日時による定点作業になりやすいです。

テクニカルだけの勉強では、こういった動きに対処することはできません。

日々の値動きの傾向を分析し、自分のライフスタイルや得意なトレード手法と照らし合わせて
取り組むべき時間帯を明確にすることは、勝ちトレーダーに近づく大きな一歩になることでしょう。

合唱 礼拝。

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